こんにちは、クラサキのリフォーム市場です!
いよいよ年末が近づいてきましたね。もうご自宅の大掃除をはじめられた方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、キッチンの排水口のお掃除のコツをご紹介します♪
キッチンの排水口は様々なことが原因で汚れが溜まります。特にあげられるのが、「水垢」、「油汚れ・食べかす」、またこれらを放置することで「雑菌」が発生し、ヌメりや悪臭の原因になります。
どれも日常的にキッチンを使っているとどうしても発生するものです。
▼水垢
水垢とは、水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル分が固まったものです。水は蒸発してなくなりますが、含まれているミネラル分が残り、蓄積することによって白い汚れとなります。
ベトベトする汚れではありませんが、こちらもこまめに掃除をする必要があります。
▼油汚れ・食べかす
食事で使用した食器や、調理器具を洗うことで排水口に溜まります。特に油は水切りネットをすり抜ける場合が多く、排水口への侵入を防ぐことは難しいです。
例えば、牛脂やラード、バターなどの動物性の脂は加熱しているうちは液体ですが、温度が下がるとぬめりのある固体になってしまいます。
固体に戻った脂が排水口の水切りネット、ゴミ受けにへばりつくことで頑固なヌメりに変化します。
▼雑菌
油汚れ・食べかすや調理の際に出た生ゴミを排水口に流すことで雑菌が繁殖し、ヘドロのようなヌメりに変化させます。放っておくと悪臭のもとにもなります
特に暖かい時期は雑菌が繁殖しやすくなりますので、まめに掃除をするようにしましょう。
今回は大掃除向けのお掃除の仕方を解説します!
準備するもの
・台所用の中性洗剤/重曹
・クエン酸(ない場合はお酢)
・スポンジ
・歯ブラシ
・ゴム手袋
排水口掃除の手順
※ヌメりなど直接触れると手が汚れてしまうので、ゴム手袋をして作業を行いましょう。
1.排水口のパーツを分解する
排水口を「カバー(フタ)」と「ゴミ受け」に分解します。
2.洗剤で清掃
外した部品を台所用の洗剤を使って洗います。
フタはスポンジを使って汚れを擦り落とし、
ゴミ受けは全体をスポンジ、細かい目の詰まりは歯ブラシで掃除しましょう。
3.重曹とクエン酸(お酢)を使ってヌメりを取る
洗浄したゴミかごをもとに戻し、重曹をふりかけます。
排水口の大きさによって量は変わりますがゴミ受けの底が見えないぐらいまでたっぷり重曹をかけましょう。
その後、クエン酸(お酢)を重曹が泡立つまで注ぎます。
そのまま30分程度放置してから、40℃くらいのお湯でキレイに洗い流しましょう。
排水口が詰まってしまった際の対処法
万が一、詰まってしまった場合でも業者に頼まなくても自分でできる対処法がいくつかあります。
一番手っ取り早いのは、雑巾とお湯を使った方法です。
まず、排水口のワントラップを外してむき出しになった排水管の中に雑巾を隙間なく詰めて蓋をします。
このときに、後々引っ張れるように雑巾の端を排水溝の外まで出しておくことがポイントです。
雑巾をすべて排水管に詰め込んでしまうと引っ張れなくなってしまうので注意してください。
その後、シンクの6~8割程度までお湯を溜めたら、雑巾を引っ張って一気にお湯を流し込みます。
これで詰まっていた汚れや油を洗い流すことができます。この方法は、初期の詰まりにのみ効果的です。
完全に詰まっている状態では、詰まりが悪化したりシンクから水が溢れ出たりする危険があり逆効果となるので避けましょう。
完全に詰まってしまった時
水が少しも流れないほど完全に詰まってしまっている場合はペットボトルで解消する方法があります。
まず、ワントラップを外して排水管をむき出しにしたら排水管の口とペットボトルの口をあわせます。
この時隙間ができないようにぴったりとくっつけるのがポイントです。 その後、ペットボトルを何度かへこませて排水管に空気を送り込むだけです。
この方法は、ペットボトルで送り込んだ空気で配管の水圧を上げて詰まりを解消するのが目的です。
綺麗なキッチンを保つために
キッチンを使用したら最後は水でなくお湯をつかって洗い流しましょう。
この時に50℃以上の熱湯を流すと変形してしまう可能性があるので注意が必要です。
50度前後の熱めのお湯を流すことで
・油汚れが固まるのを防ぐ
・殺菌作用
・殺虫作用
などを期待することが出来ます。
アルミホイルを使う
アルミホイルを使えば、一度きれいにした排水溝に汚れが付くのを防げます。
アルミホイルは水で化学反応が起きたときに金属イオンを発生させますが、この金属イオンがヌメリや汚れの原因となるカビ、雑菌を排除して清潔な状態を保つ効果が期待できます。
アルミホイルを排水口に丸めて入れておけば約1カ月はヌメリの発生を防げます。
排水溝に入れるアルミホイルは、面積を増やして効果をアップするためにふんわり丸めるのがコツです。
ビー玉くらいの大きさのものを3個程度が適量となります。
いかがでしたでしょうか?
排水口の掃除はこまめに行なったほうがいいのはわかっていてもなかなかに面倒ですよね。
そんな声に答えるように最新のキッチンではお掃除を楽にする機能が多く搭載されています。特にLIXILのくるりん排水口などは渦の力で排水口をキレイに保ちます。
最新のキッチンではお手入れなど、使う人のことを考えた機能が多数そなわっています。お掃除を楽にするために、キッチンの交換を検討してみることも一つの手段です!
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