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お風呂リフォーム情報

お風呂リフォームがまるわかり!一戸建てのお風呂リフォームのポイント

一戸建ての住宅でお風呂のリフォームする場合、様々なパターンが考えられます。マンションと比較すると自由度が高いため、どのようなお風呂にリフォームするか選択の幅が広いのが一戸建てリフォームの特徴です。今回は、一戸建てでお風呂をリフォームする場合のパターン例や注意点についてご紹介します。

一戸建てのお風呂リフォーム

特に、中古住宅を購入した場合、お風呂のリフォームが早い段階で必要になってくる可能性があります。築年数が経ち古い住宅に多い、昔ながらのお風呂には、様々な問題点もあり改善するために住み始める前にリフォームを済ませてしまう人も多いとか。また、ユニットバスの場合も老朽化しているものは早めに交換する必要があります。

ユニットバスの入れ替えや、在来工法のお風呂をユニットバスへ変更というリフォームが一戸建て住宅では一般的ですが、中にはお風呂にこだわりが強くあえて在来工法のお風呂を選択するという人もいます。それぞれのおパターンについて、工期や費用面を含めて具体的に解説していきます。

ユニットバスからユニットバス

築年数がそこまで経っていない一戸建てでは、元のお風呂もユニットバスであるケースも多いです。ただ、古いユニットバスは老朽化によりカビや汚れがつきやすく取れにくいといった衛生面での問題もあります。中古住宅の場合、前の住人が使っていた水回りに抵抗がある人も少なくないでしょう。ユニットバスの入れ替えのみのリフォームの場合は、戸建て住宅用のユニットバスでサイズが合うものから選べば問題なく工事ができることがほとんどです。

ただ、基礎部分に傷みが生じているケースも稀にあり、その場合は追加工事が発生します。古いユニットバスを撤去しなければ基礎部分を見ることができないため、念のため見積もりに加えておくと安心です。問題なく入れ替えのみで済めば、工期は3~4日間ほど、費用はユニットバス本体価格で左右されますが、50~100万円前後でリフォームできるでしょう。

在来工法からユニットバス

古い一戸建て住宅に多いのが在来工法のお風呂です。在来工法のお風呂は、コンクリート製の下地にタイルが貼り付けられたタイプの床や壁が特徴的で、掃除がしづらいことと冬場は冷えやすいことが大きなデメリットです。これらの問題点を解消し、より快適なお風呂にするためにユニットバスへリフォームすることが考えられます。

ユニットバスは目地が少なく掃除がしやすいですし、最近のものは断熱性も高い素材が使用されているためヒートショックを防ぐ効果もあります。在来工法のお風呂をユニットバスにリフォームする場合、サイズが合い下地にも問題がなければ工期は1週間ほど、費用は70~120万円ほどになります。ただ、浴室の形状がユニットバスと合わず追加工事が発生するケースも少なくありません。これに関しては後ほどご説明します。

ユニットバスから在来工法

お風呂に強いこだわりのある人の中には、ユニットバスとして完成したものから選ぶことに不満を感じ、より自分らしいお風呂を作りたいということであえて在来工法を選ぶ人もいます。タイル貼りの内装のデザインが好きだったり、浴槽の形を個性的にしたい、ヒノキ風呂など特殊なお風呂を希望するという場合は、ユニットバスでは叶えることができないため、必然的に在来工法でリフォームすることになるでしょう。

一戸建てですので、マンションと異なり管理規約もありません。自分好みのお風呂に自由にリフォームすることができます。その場合、工期も費用もどのようなお風呂にするかということで大きく幅が出ます。こだわればこだわるほど、工期は長く費用も膨らむでしょう。

一戸建てのリフォームの注意点

一戸建てのお風呂リフォームで、在来工法からユニットバスへと変更する場合に気を付けたいのが、ユニットバスを入れられるかどうかという点です。というのも、ユニットバスにはサイズや形が決まっているものが多く、寸法をオーダーできる製品であっても特殊な形にまでは対応しきれません。

例えば現在の在来工法の浴室の形が四角形ではない・天井が斜めになっている・天井に段差があるなど個性が強いお風呂の場合、対応できるユニットバスがない可能性があるのです。その場合、基礎部分を工事することでユニットバスを入れられる形状に修正する、もしくは間取りを変更するといった大掛かりなリフォームが必要になるため、工期も費用もかなりかかってしまいます。在来工法のままリフォームする場合と比較して決めていくといいでしょう。

リフォーム費用を抑えるコツ

一戸建てではユニットバスも在来工法のお風呂も選べるということで、より快適でデザイン性の高い理想のお風呂にリフォームしたいと考える人も多いのではないでしょうか。どちらの工法を選ぶにしても、デザイン性が高く機能性にも優れたお風呂であればあるほど、費用もかかることは頭に入れておきましょう。

例えばユニットバスでも、各メーカーから競うように様々なオプションが開発されています。オプションをつければ当然その分費用も加算されますので、気付いたら予算オーバーということも珍しくありません。本当に必要な機能だけに留め、シンプルなお風呂を選ぶことが費用を抑えるポイントです。介護リフォームの場合は補助金を活用しましょう。また、他の水回りと同時リフォームすることで全体の費用が割引されることも多いので、検討してみて下さい。

工期はリフォーム内容による

ユニットバスの入れ替えのみでは3~4日、在来工法からユニットバスへのリフォームで下地をそのまま使えた場合1週間ほどが工期とお伝えしました。一戸建ての場合リフォームの自由度が高いこともあり、工期は内容次第で短くも長くもなります。

基礎、下地の修繕工事が必要な場合は数日追加されますし、断熱材の導入、窓や扉の拡張、段差の解消など、修繕以外にも基礎部分をいじるようなリフォームを行う場合は1か月ほどかかる場合もあるでしょう。在来工法で個性的なお風呂を作る場合はさらに伸びることも考えられます。既にその家で暮らしながらリフォームを行う場合、リフォームの間はお風呂を使うことができなくなります。事前にその間の生活をどうするか決めておくと安心ですね。

移動を伴う場合は要注意

一戸建てでお風呂をリフォームするときに、お風呂の場所を移動させることを考えるケースもあります。特に介護が必要な人にとって、お風呂の位置が遠いという問題を改善するためにリフォームに踏み切ることがあります。一戸建てですので、移動を伴うリフォームももちろん可能ですが、給排水の配管の工事や下地の工事がもれなく必要となりますので、費用も期間もさらにかさむことは押さえておきましょう。

リフォームしてからやっぱり使いづらいから元に戻したいと思っても簡単にはできません。本当にお風呂を移動させるべきかよく考える必要があります。もちろん、お風呂を移動させるリフォームは工事の難易度も高いため、水漏れなどの不具合が起きないためにも経験豊富なリフォーム会社を選ぶことも重要です。

まとめ

一戸建てでのお風呂のリフォームには、様々な選択肢があることをお伝えしてきました。選べるからこそ、費用や工期が想定外にかさんでしまうリスクもありますので、よく考えて決めるようにしましょう。お風呂は毎日使う場所ですので、不満を感じている場合は早めのリフォームをおすすめします。

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