リフォームは古くなった場所の修繕のほか、省エネやバリアフリー化などでより機能的に作り変えることも出来るため、近年人気も高く増加してきています。新築より費用も工期も抑えられるということもあり、気軽にリフォームをする人も増えています。しかし、中には悪徳業者に依頼してしまったり、希望通りに出来ないケースもあり、リフォームを失敗してしまうこともあるのです。そこで今回は、リフォームを失敗しないための3か条をご紹介します。
失敗しないための条件
(1)希望のリフォームの費用の相場を調べておく
リフォームを失敗しないための条件として、希望のリフォームの費用の相場を調べておくことがあげられます。リフォームにかかるおおよその費用は、材料費と商品代に工賃を足したものです。そして、かかる費用の相場はリフォームする場所と使用される材料や商品のグレード、リフォーム規模によっても変わります。
工賃はどこのリフォーム会社でもあまり変わりなく、使用する商品の価格に差が出やすい傾向があります。そのため、リフォームの費用の相場を知るには、使用される商品の価格を調べることが大切です。希望のリフォームに沿って使用される商品のグレードを絞り、複数のリフォーム会社を比較すれば、より詳しく調べることが出来ます。
失敗しないための条件
(2)複数の業者から見積もりをしてもらう
リフォームを失敗しないための条件として、複数の業者から見積もりをしてもらうことがあげられます。そうすることで、リフォームの内容や費用などを細かく比較することが出来ます。各業者が妥当な金額で受注しているかも判断しやすくなるため、必要以上に高額な業者や、不自然に安い業者を見抜くことも出来ます。
極端に高額だったり、不自然に安い業者を選ぶと失敗のリスクが高まります。ただし、価格が高めのリフォーム業者でも、技術的に優れるなどその業者ならではの強みがあってこその価格設定である場合もあります。そのため、必ずしも悪いとは言い切れません。格安のリフォーム業者も一見良心的に見えますが、意外にもリスクが潜んでいる場合もあります。
最初は安い金額で見積りを出しても、結局諸経費や追加料金などが嵩んで、結果的に高額になることもあるからです。この他にも、粗悪な材料や商品を使用されたり、技術や経験が欠けた施工者に任せて安く仕上げていることもあります。そうすると、仕上がりや見た目に影響があるだけでなく、後からトラブルに発展する場合もあります。もし複数の見積もりをして、極端に高額だったりあまりに安いという場合は、避けた方が無難と言えますね。また、リフォーム業者が信頼できるかどうかを見極めるために、見積もりの時は値段だけでなく業者の対応をチェックしたり、評判を調べておくのもおすすめです。
失敗しないための条件
(3)一級建築士在籍のリフォーム会社に依頼
リフォームを失敗しないための条件として、一級建築士在籍のリフォーム会社に依頼することがあげられます。新築と比べて費用や工期を抑えることが出来て手軽ですが、安易なリフォームをすると建物や部屋の設備などにダメージを与えてしまう場合があります。ダメージを与えてしまうとトラブルが起きやすくなったり不便になるだけでなく、建物や部屋の価値まで落としてしまいます。
一級建築士というのは建築のプロです。そのため、安全性や耐久性などを確保しながら、建物や部屋の設備にダメージを与えず、価値を保ったままリフォームをすることも出来るのです。リフォーム失敗のリスクを極力減らしてリフォームを成功させるには、一級建築士在籍のリフォーム会社に依頼するというのも大切なポイントになります。
・まとめ・
今回はリフォームを失敗しないための3か条をご紹介しました。リフォームは新築より手軽に出来るとは言え、事前に準備や下調べなどをしておかないと失敗するリスクもあるのです。依頼する業者を吟味したり、使用される材料や商品の下調べなどをしておくことが、リフォームの成功にも繋がります。リフォームを失敗しないためには、リサーチをしっかりしながら慎重に進めることが大切です。リスクを減らしてより良いリフォームをするために、今回ご紹介した3か条を抑えてみてくださいね。