戸建てやマンションに長く住んでいると、いずれ様々な箇所にリフォームが必要になります。もちろん、キッチンリフォームも行うことになるでしょう。
でも、それっていつなの?どのタイミングでリフォームをすればいいの?と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
キッチンのリフォームを行うのに最適なタイミングについて、考えていきましょう。
キッチンの設備の劣化・古さを感じた時
キッチンには様々な設備がありますよね。水回り、加熱調理を行うガスレンジまたはIHヒーター。他にも収納スペースなど、毎日の調理や片付けを行うのに必要な設備が整っています。ところが、毎日使う場所であるだけに、劣化も早いのです。水を使うため湿気も多くカビが生えたり、油汚れがこびりついたりと、使い方によっては寿命も早まってしまいます。
リフォームを行うタイミングは、故障がきっかけという人もいますが、故障してしまっては困りますよね。キッチンのリフォームには1週間はかかりますので、その間の生活をどうするか等準備も必要。壊れる前に、劣化や古さを感じたら早めにリフォームしましょう。
キッチンの型・機能など不便さを感じたら
キッチンの高さが身体に合っていない、対面式に変えたいなどキッチンの型に不便さを感じている場合。また、収納スペースを増やしたい、ビルトイン食洗器が欲しいなども、リフォームのタイミングとしては最適です。より使いやすいキッチンにすることで、毎日の生活が快適になりますよね。劣化や故障だけでなく、使いづらさを感じたときにリフォームすることで、キッチンをよりよい場所にすることができます。
使いづらさを感じながら我慢して毎日料理や水仕事をこなしていくよりも、新しく快適なキッチンで作業する方が気持ちいいですよね。使う人にとって、気に入って居心地のいい場所にするという目的も、リフォームの最適なタイミングに合っているのです。
キッチンの耐久年数が来た時
システムキッチンの耐久年数はものによりますが、だいたい15~20年で寿命が来ると言われています。それまでにも細かい部分の劣化はそれぞれ進んでいきますので、部品交換だけに留めるか、リフォームするかご自身で判断することになります。例えば、劣化した給湯器の交換に合わせてキッチンもリフォームしてしまおうというケース、ガスレンジや換気扇が古くなったからキッチン自体変えようというケースはよくあります。
キッチンの耐久年数が過ぎても使い続けることは可能ではありますが、いずれ故障するかもしれないと思うと、やはりリフォームは早めにしておいた方がいいですね。劣化や故障がなくても、耐久年数に合わせてリフォームするのもベストなタイミングと言えるでしょう。
まとめ
キッチンリフォームのベストなタイミングは、結局人それぞれということです。耐久年数を待たなくても、新しくしたくなった時がベストなタイミングなのです。いずれにしても、故障するほど劣化がひどくなる前にはリフォームすることをおすすめします。劣化したまま使い続けると基礎部分が傷んでしまい、工事が大掛かりになって費用も時間もかさんでしまうかもしれないので注意が必要です。