リフォームは建物や部屋の修繕の他、機能を付加したり見た目を綺麗にすることも出来るため、選択肢の多さも魅力の一つですよね。しかし、多くの選択肢がある反面、事前にしっかり予算を決めておかないとリフォームの仕上がりや質にも影響が出ることもあります。そこで今回は、リフォームの予算の決め方の3つのポイントをご紹介します。
リフォームにおける予算の決め方
(1)優先すべき予算は先に確保しよう
リフォームにおける適切な予算の決め方のポイントとしては、優先すべき予算は先に確保することがあげられます。リフォームは選択肢が多く、あれもこれもと欲張ってしまうと予算をオーバーしたり足りなくなってしまいます。そうならないためには、これだけは絶対に必要だという予算を確保することが大切になります。
例えば、トイレの修繕リフォームをするという場合は、予算としてかかる費用を調べて確保しましょう。修繕の他にプラスアルファとしてトイレ内部の見た目や機能をより良くしたいという場合も、リフォームの優先順位としては修繕よりも後になりますよね。予算が無制限であればもちろん追加でリフォームするのも構いません。しかしある程度決まっているなら、優先度の高いリフォームを最優先に考えて費用を調べ、予算を確保しましょう。予算を確保し、使い道の優先順位を守ることで、必要なリフォームを確実にこなしていくことにも繋がります。
リフォームにおける予算の決め方
(2)大まかな費用を割りだしておこう
リフォームにおける適切な予算の決め方のポイントとして、大まかな費用を割りだしておくことがあげられます。予算を決めるためにはどんなリフォームをするのかを決めたら、かかる費用を知るために下調べを始めましょう。当然リフォームの費用はリフォーム会社によっても変わりますが、使われる材料や商品、リフォームの規模などからある程度は費用を予測することが出来ます。
希望するリフォームに必要な商品代、材料費、工賃などを調べておけば、おおよそどのくらいの費用がかかるのか計算して求められます。おおまかな費用を割り出しておくと、リフォームのプランを練ったり、予算を組む時にとても役立ちます。
リフォームにおける予算の決め方
(3)生活に必要なお金を確保して予算を決める
リフォームにおける適切な予算の決め方のポイントとして、生活に必要なお金を確保して予算を決めることがあげられます。リフォームの予算を決めるには、希望のリフォームにかかる費用を割り出して確保することが大切になります。しかし、リフォームする際にかかるすべての費用や支出となると、商品代や材料費、工賃だけではありませんよね。
マンションや戸建て住宅を全面リフォームするという場合、工期は数週間から2、3ヶ月に及ぶこともあります。その間住めないとなれば、マンスリーマンションを借りたり、マンションなら工事中も家賃を払うためのお金が必要です。また、リフォームローンを組む場合も、毎月利子をプラスしてお金を支払わなければいけませんよね。大切な住まいをリフォームするためとは言え、あまり家計を圧迫してしまうと生活の質も低下してしまいます。無理のない適切なリフォームの予算を決めるためには、必要な生活費の確保した上で予算を決めるというのも大切なポイントになります。
・まとめ・
今回は適切なリフォームの予算の決め方のポイント3つをご紹介しました。適切に予算を決めるためには、まず優先順位を設定し、求めるリフォームにかかる費用を知ることが大切になります。相場を調べておおまかな費用を知ることが出来れば、リフォームプランを立ててより現実的に予算を組むことが出来ます。
また、リフォームは工事以外にも様々な出費が伴います。そういった確保すべきお金や諸々の支出も、必要な費用として考えることも重要です。スムーズなリフォームだけでなく、その後の生活のためにも、必要な費用はしっかり確保して無理のない予算をしっかりと組みましょう。