こんにちは、クラサキのリフォーム市場です!
新築の分譲マンションに比べて手が届きやすい中古マンションを買って、リフォーム・リノベーションをすると、コストを抑えて注文住宅のような住まいづくりができるとあって、近年注目を集めている暮らし方です。
弊社にも中古マンションを購入し、ご入居前にリフォームをしたいとのお問い合わせが日々多くあります。
今回は、中古マンションを購入し、リフォームをしたい!とお考えの皆様にぜひ知って欲しい基礎知識について解説します☆
中古マンションを購入してリフォームするメリットは?
◎新築を購入するより安く、理想の住まいが手に入る。
新築分譲マンションの価格が値上がりしている今、「新築は買えないけど中古なら…」という人は少なくありません。リノベーションを前提に中古マンションを購入すれば、コストを抑えて理想の住まいを手に入れることができます。
◎立地の選択肢が豊富
「駅近の人気エリアは高くて手が出ない」「住みたいエリアに理想の住宅や土地がない」というとき、中古マンションを視野に入れると一気に立地の選択肢が広がります。
◎理想の間取りにできる
中古マンションを購入して、住戸の内部にある柱や壁、床などを一度すべて解体・撤去するスケルトンリフォームを行えば、目に見えるところを刷新するだけでなく、間取りからすべて設計し直すことができます。 例えば、「子供が独立して夫婦二人の住まいを探しているので、部屋は3つもいらない」という場合は、3つある部屋を2つの部屋にしたり、寝室にする1部屋を残して、あとは広いリビングにしたりといった部屋の増減も可能。オープンキッチンにしたり、浴室を拡張したりといった水回りの変更も自由です。
中古マンションを購入してリフォームするデメリットは?
◎住み始めるまで時間がかかる
中古マンションを買ってそのまま住む場合と違って、中古マンションをリノベーションして住む場合は、打ち合わせや工事期間を挟むため、購入してすぐに住み始めることができません。入居の時期によっては、仮住まいが必要になる場合も多いでしょう。
◎物件によってできない内容がある
マンションの構造によっては、できないリフォームの内容があります。また、マンションの管理規約でリフォームできる範囲が定められていれば、それに従う必要があります。工事中、工事後の騒音が起こる可能性があるとして、床材の変更を禁じているマンションもありますので、事前に必ず規約をチェックしましょう。 このほか、電気・ガスの容量、搬入経路、工事時間などにルールを設けている場合もあります。
◎リフォームできるのは専有部のみ
中古マンションでリノベーションできるのは専有部のみで、共用部には手を入れることができません。共用部の中には、ドアや窓など、一見専有部と思える場所もありますので注意しましょう。
リフォームする際のポイント
中古マンションを購入し、実際にリフォームしようとする際に気をつけておきたいポイントは次のとおりです。
◎リノベーションしたい内容の優先順位を決めておく
中古マンションを購入してリノベーションをしようとすると、次々にやりたいことが見つかって予算をオーバーしてしまうことがあります。まずは、予算ありきなのか、やりたいことありきなのかを決めましょう。さらに、「水回りが最優先」「床の張り替えは必ず行いたい」というように、やりたいことの中でも優先順位をつけておくと、リフォーム会社に依頼する際も、スムーズに進みます。
◎リノベーションでできることを知っておく
マンションのリノベーションは、何でもできる万能なものでは決してありません。リノベーションでできることと、できないことを確認しておきましょう。
中古マンションのリフォームでは出来ないこと↓
- ①サッシの交換 サッシは住戸に付随していますが、共用部分にあたります。
- ②玄関ドアの交換 玄関ドアも、住戸に付随していますが共用部分です。できるのは、室内側の塗装やシート貼りに限られます。
- ③パイプスペースの移動 給排水管、ガス配管、電気配線などのパイプスペースは、共用部分にあたるため移動できません。
- ④耐震性のアップ 耐震補強はマンション全体に関わるため、住戸単位では行うことができません。管理組合で話し合い、1棟単位で行うことは可能です。
また、管理規約には、リフォームできる範囲や内容について規定している場合があります。購入した後に希望のリフォームができなかったということがないよう、確認しましょう!
クラサキのリフォーム市場ではお見積りまで無料で行います。
ぜひお気軽にお問い合わせください☆