中古マンションは購入手頃なため人気も高いですが、やはり見た目や機能面では新しいものに劣ってしまいますよね。かといって、新築マンションを購入するには大きな費用がかかります。しかし中古マンションを購入してリフォームすれば、費用を抑えつつ新築のように美しく機能的な住まいを手に入れることが出来ますよ。そこで今回は、中古マンションの購入後からのリフォームのすすめ方についてご紹介します。
中古マンションリフォームの進め方
（１）売主とリフォーム会社と相談しながらプランを練る
中古マンションリフォームの進め方として、売主とリフォーム会社と相談しながらリフォームプランを練ることがあげられます。普通は中古マンションの購入後、マンションを引渡してからリフォームをするのですが、それだとまだ住めないにも関わらず家賃がかかってしまいますね。
そうならないようにスムーズなリフォームをするためには、購入後に引渡してすぐにリフォームに取りかかれるように準備をしておくことが大切です。先にリフォーム会社を決めて、物件選びから相談しつつ話をすすめても良いでしょう。もちろん、中古マンションにはマンションの管理規約などがあり、リフォームの際に禁止事項や守らなければいけない基準などが定められています。
こういった規約を守りながらリフォームをするために、売主とリフォーム会社双方と相談しながらリフォームプランを立てることが大切です。リフォームプランは、物件選びの段階や購入の前から売主・リフォーム会社と相談して決めておけると、引渡し後にすぐにリフォームに取りかかることが出来ます。こうすることで、希望のリフォームが叶いやすくもなり、破損したり修繕した方がよい場所なども事前にわかるため、リフォームの規模や費用などの目処を立てやすくなるというメリットもあります。
また、リフォームローンや補助金制度などを利用する場合も、リフォームが始まってからでは無駄になったり受け取れなかったりしますから、購入・引渡し前から準備をしましょう。さらに、引渡し後からリフォーム契約をすすめるよりも、すぐにリフォームに着工することで費用や工期の様々な無駄を省けます。引渡し後からすぐにリフォームが開始出来るように、しっかり準備をしておきましょう。
中古マンションリフォームの進め方
（２）リフォーム契約して、リフォームに取りかかる
中古マンション購入後に引渡しをしたら、リフォーム契約をし、着工前にマンションの管理組合に届け出を行います。そこで問題がなければ、すぐにリフォームに取りかかりましょう。リフォームにかかる期間は、当たり前ながらリフォーム内容によって変わってきます。
部屋の一部の床や壁を綺麗にするなら一月以内に終わるケースが多いです。しかし、もしマンションがとても古かったり破損などが目立つなら全面的なリフォームになりますから、2、3ヶ月かかることもあります。もちろんその間も賃料がかかってしまいますから、リフォームに取りかかる前から負担する費用についてもよく調べておきましょう。リフォームが終われば、晴れて入居という流れです。
中古マンションリフォームの進め方
（３）リフォームのセミナーに参加しよう
中古マンションのリフォームは、通常のリフォームよりも手順が複雑です。もちろん、物件探しをし、購入した後にリフォーム業者を探すといった手順でもいけないということはありません。しかし、それだと希望のリフォームが出来なかったり、予想よりも費用や工期が膨らんでしまう場合があります。
また、省エネリフォームや耐震リフォームなどの補助金や税金の控除などは、リフォームが始まってからでは申請出来ない場合が多いのです。購入後に一からリフォームプランを練るのでは、いたずらに負担する費用が増えてしまいかねません。補助金制度や税金の控除なども念頭にいれてリフォームするには、やはりセミナーなどに通って勉強しておくことも大切になります。お得でスムーズなリフォームのためには、中古マンションを買う前に、セミナーなどに通ってしっかり勉強しておきましょう。
・まとめ・
今回は中古マンションの購入後からのリフォームの進め方をご紹介しました。中古マンションのリフォームは、購入後に引渡してからリフォームすることになります。また、自分の希望だけでなく、マンションの規約も守らなくてはいけません。リフォームを成功させるにはリフォーム内容や契約についても事前に計画を練って、様々なことを平行して行う必要があります。しっかりと流れをつかみ、分からないことは事前に勉強しておき、中古マンションのリフォームをスムーズなものにしましょう。
