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どうすれば安くなるの?水回りリフォームの費用を抑える方法

マイホームを持つと、避けて通れないのがリフォーム問題です。一度購入したら終わりではなく、長く住み続けるためには定期的にメンテナンスしてくことが重要。でも、リフォームが必要な場所はたくさんありますしそのぶんお金もかかってしまいますよね。少しでも安くリフォームしたいと誰もが願うものです。そこで、今回は水回りのリフォーム費用を安くするためのポイントをお伝えしていきます。

水回りリフォームは費用に幅が出る

水回りとは、主にキッチン・お風呂・トイレ・洗面化粧台のことを指します。それぞれ使い方や製品の質にもよりますが、10~20年に一度はリフォームが必要といわれています。一体どのくらいリフォーム代がかかるの?と不安になる人も多いかもしれませんね。水回りのリフォームには、だいたいいくらという相場はあるものの数十万単位の幅があるのが当たり前なのです。つまり、どのようなリフォームをするかということでかかる費用も変わってくるということ。

できるだけ安くリフォームしたい場合は、基本的には安い製品を選ぶこと、簡単でシンプルな工事方法を選ぶこと、同時リフォームを行うこと、補助金を活用すること、業者選び、そしてリフォームのタイミングを見極めることが重要です。具体的にご説明してきましょう。

製品の選び方で安く抑える

まず、水回りにはどの部分でも様々な商品を選ぶことができます。例えばキッチンで考えると、機能性やデザイン性が優れ、高級な素材を使っているもの、そして大きなものほど高価になります。標準装備に加えより機能性を高めるためにオプションを追加すればそれだけ料金も加算されます。安く抑えるためには、単純にこの逆のものを選べばいいということ。機能性もデザインもシンプルで、素材もそこそこのもの、そしてコンパクトなキッチンが比較的安価なのです。

他の水回りも考え方は同じで、新しい型よりは古い型、型落ちやアウトレット商品ならより安く手に入れることができます。最近の水回り製品はどんどん進化していますので、旧型でもリフォーム前のものと比べれば十分使いやすいはずですよ。

移動を伴わないリフォームを選ぶ

次に、工事内容でも安くリフォームすることができます。水回りのリフォームでは、移動を伴ったり間取りを変更したりする場合、給排水管やガスの工事など含めリフォーム内容が大掛かりとなりそのぶん費用も膨らみます。工期も延びますので仮住まいを用意する必要も出てくるかもしれません。

いくら安い製品を選んだとしても工事が複雑になればトータルのリフォーム費用は高額になる可能性がありますので注意が必要なのです。安く済ませたい場合は、移動などを伴わないシンプルな工事に留めておくのが賢明。それまで使っていた場所で製品を入れ替えるだけのリフォームなら、基礎の傷みなどがない限り工費が大きく変わることはありません。

複数箇所の同時リフォームプランを活用

さらにお得にリフォームする方法としては、同時に複数の水回りをリフォームしてしまうことが挙げられます。例えばお風呂と洗面化粧台を同時リフォームすれば、脱衣所の床と壁の張替えも一度で済みますし、同時プランということで割引を受けられる可能性もあります。すべての水回りを同時に行う4点パックプランなどの利用も、かなりお得にリフォームできるのでおすすめです。

水回りは耐用年数がほぼ同じですので、このような同時リフォームプランを利用すれば費用も浮かせられます。それに、一度に終わらせることができるため、何度も業者とやり取りする必要がなく時間も有効に使うことができます。

補助金対象リフォームかチェック

リフォームする場合に必ずチェックしたいのが補助金制度です。様々な種類がありますが、水回りに関してはリフォームの目的が介護やエコキュート設置を伴うオール電化の場合に補助金対象となる可能性が高いです。要介護認定を受けている人がいて、例えばバリアフリーのお風呂やトイレにするために段差をなくす、手すりをつけるなどのリフォーム内容を検討している場合。また、給湯システムをエコキュートに変更するなどオール電化へのリフォームを検討している場合などが該当します。

いずれにしても、該当に関しては条件があり申請も必要ですので、国や自治体のHPをチェックしたり窓口に問い合わせてみたりと事前に確認しておくことをおすすめします。

故障前のリフォームで無駄な出費削減

リフォーム費用を抑えるためには、耐用年数ギリギリまで使い続けるのがベストと考える人も多いでしょう。もちろん、何の不具合もなければできるだけ長く使えることが理想的です。でも、水回りは老朽化しやすく経年劣化による故障も起こりやすいため、劣化した状態で使い続けていると思わぬトラブルが起こる可能性も否めません。水漏れを放置していたら基礎部分にまで修理が必要になり、結局出費が増えてしまったなどという事例もあるので、注意が必要です。

10年以上使っていれば、耐用年数に届いていなくても故障する可能性はあります。そうならないためにこまめなメンテナンスを行うことも大切ですし、古さ、不便さを感じたら早めにリフォームしてしまった方が、結局は無駄な出費を生まずに済むのです。

相見積りは必須!安くて信頼できる業者を選ぼう

リフォームは新たに設置する製品に加え工事やそれに伴うやり取りや事務内容など、目には見えない部分まですべて含まれたものです。そのため、同じ製品を使ったリフォームでも依頼する業者によって費用が変わります。業者によって安かったり高かったりするのも仕方ないのですが、費用を抑えるためにはやはり安くリフォームしてくれる業者を選ぶのがポイントですね。

ただ、中には激安を謳って施工内容が雑な悪徳業者もいないわけではありません。安いからという理由だけで選ぶのではなく、水回りリフォームの実績が豊富な地元のリフォーム会社に依頼するのがおすすめです。信頼できそうな業者を2~3社ほどピックアップし、最終的には相見積りを取って決めるといいでしょう。

安くする方法はトータルで考えて

水回りのリフォームを安くするには、これまでご紹介してきたポイントを押さえておくことが大切です。そしてもちろん安く済ませることも重要ですが、リフォームすることでより快適な暮らしにならなければせっかくリフォームした意味がありません。あまりに費用を抑えることばかりに重きをおくと、必要な機能がなく好みのデザインではない製品を選ぶことになってしまったり、もっとこうしておけばよかったと後悔したりと、納得のいくリフォームができなかったことで不満が残ってしまいます。より理想に近くより安くというように、バランスを常に考えて検討するようにして下さいね。

また、先を見据えることも大切。例えば近い将来バリアフリーにする可能性があるなら、今の段階でそのようなリフォームを行う方が二度手間になりません。何十年も先のことはわからないにしても、数年後の暮らしはイメージしながら決めていくといいでしょう。

まとめ

リフォームは決して安い買い物ではありません。少しでも安く、そして納得できるリフォームにするためにも、製品に関する情報収集やリフォーム内容の検討、業者選びを十分に行うことをおすすめします。無理のない予算の中でより快適な水回りを手に入れられるよう、リフォーム会社に相談しながら慎重に検討して下さいね。

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