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汚れの原因を知って解決!水回りの手入れとリフォームのポイント

水回りを快適に使うためには、清潔な状態にしておくことが大切です。でも、毎日家族で使っていれば当然汚れてしまうこともありますよね。特に気温や湿度が高い季節は、汚れが原因でカビや詰まりも発生しやすくなるため注意が必要です。そこで今回は水回りの手入れに関して押さえておきたいことや水回りのリフォームの検討すべきポイントについて見ていきましょう。

汚れを放置すると劣化の原因に

毎日こまめに掃除するという家庭では汚れが付着したままになることは考えにくいですが、そんな家庭ばかりではありませんよね。掃除にかける時間がないという人も多いはず。ただ、水回りの汚れは放置すると劣化の原因になりやすいので注意が必要なのです。

水垢や油汚れは、すぐに落とせば簡単にきれいになりますが時間が経てば経つほど落ちにくくなってしまいます。そして、汚れが付着した部分にカビが発生したり排水口や排水管が詰まったりしてしまい、悪臭や水漏れの原因にもつながります。そのため、汚れを放置したままにしないということが大切です。毎日こまめに掃除をし続けることは難しくても、汚れに気付いた時に5分でも掃除するという心掛けでいれば、大きな不具合に発展することは防げるでしょう。

水回りは汚れの原因がそれぞれ違う

キッチン・お風呂・トイレ・洗面化粧台は、それぞれ汚れの付き方や原因が異なります。まずは、どんな汚れが付きやすいのか知っておくことが大切です。水回りと一括りにしてしまいがちですが、掃除の仕方もそれぞれ違います。例えばお風呂は汚れの有無に限らず、基本的に家族全員が入り終わったら掃除をするという家庭が多いですよね。お湯を抜いたタイミングで掃除するため、特に浴槽はきれいな状態を保ちやすいです。

それに対し他の水回りは一日に何度も使う場所でもあり、掃除のタイミングは決めにくいです。忙しいと掃除しないまま何日も過ごしてしまうこともあるでしょう。そのため汚れが付着してから時間が経ち、どんどん掃除が大変になってしまいがちなのです。汚れの原因と手入れの仕方を各水回りごとにチェックしていきましょう。

キッチンの汚れは溜めないこと

キッチンは、毎日の調理と後片付けを行う場所ですので食べ物カスや油汚れが付着しやすいです。シンクに食べ物カスが付着したままの状態は、雑菌にとっては最高の環境。湿度も高くカビも繁殖しやすくなります。食器や調理器具を洗い終わったら、シンクや桶も洗うようにすることで汚れの付着を防げます。三角コーナーや排水口のゴミも最低でも一日一回夕食後にはゴミ箱に捨てるようにしましょう。そうすることで、排水口の汚れも防ぐことができます。

さらにハイターを使って除菌・洗浄すれば安心ですね。コンロ付近や作業台には油汚れが付きやすいですが、こちらも放置するとこびりついてしまいますので、調理が終わったらサッと拭く習慣をつけるといいでしょう。古布をカットしたものを常備しておけば、サッと拭いて使い捨てできるので便利です。

お風呂は掃除と換気を徹底して

毎日掃除する人の多いお風呂は、比較的汚れが付きにくいと思われがちですが、意外とそうでもありません。浴槽はキレイでも風呂ふたや壁・天井・床の掃除までは徹底されていないという家庭がほとんどです。特に隅の汚れなどは落としにくく付着したままになってしまいがち。そして温度も湿度も上がりやすい場所なので、カビの繁殖もしやすくなります。

浴槽だけでなく他の部分も汚れていないかチェックし、気付いたらこすり落とす習慣をつけましょう。いすや洗面器の裏にも汚れやカビが発生しやすいので注意が必要です。お風呂は使い終わったら水のシャワーで洗い流し温度を下げ、窓を開けたり換気扇を回したりして換気を徹底することで汚れやカビの増殖を防ぐことができます。排水口に溜まった髪の毛ゴミも忘れずに捨てましょう。

トイレの汚れはサッと落とそう

トイレ掃除も、汚れが溜まってしまってからでは面倒ですし時間も手間もかかります。便器だけでなく床も時々サッと拭く習慣をつけ、汚れが目立たない状態にキープするといいでしょう。やはり湿度が高くなりがちですので換気をしっかりと行い、清潔に保つことが大切です。

使う時についでにひと拭きする、便器は汚れに気付いたらすぐに掃除することを心がけるだけでも、キレイな状態を守ることができます。便器内に関しては流すたびに除菌できる固定式の洗浄剤などを使うことで、掃除の手間を省く方法もあります。また、マットや便座カバーをこまめに洗濯・取り替えることも大切です。

洗面化粧台の汚れは使う時にチェック

石鹸カスや歯磨き粉、うがいをした水など意外と汚れが付きやすいのが洗面化粧台です。毎日使い続けるうちに洗面ボウルに水垢が付いたり、水栓や鏡に水はね汚れが付いたりします。顔を洗ったり歯磨きをしたりした後、ついでに軽く掃除する習慣をつけることで、汚れを付着したままにすることは防げます。

朝の時間は身支度で手いっぱいになりがちですので、余裕のある夜の時間帯がおすすめ。寝る前に歯磨きをしたあと、気になる部分を掃除しましょう。毎日ではなくても週に一度きれいにする習慣をつけるだけでも、汚れが原因の劣化を防ぐことができます。水栓回りの汚れは使い古しの歯ブラシを使うとスムーズに落とすことができますよ。

落ちない汚れはリフォーム検討のポイント

汚れが付着してから時間が経過してしまうと、簡単には落とせなくなってしまいます。ひと拭きするだけで落とせたような汚れも、ゴシゴシ擦ったり強力な薬剤を使ったりしなければならなくなることも。製品を傷めることにもなりかねませんので、汚れに気付いたら早めに取り除くことが大切です。

掃除をしてもすぐに水垢が付着してしまったり、パッキンに発生したカビが落ちなかったりと、自分では対応しきれないほどの汚れに発展した場合は、耐用年数が迫っている証拠かもしれません。経年劣化が落ちない汚れやカビの原因の場合、解決方法はリフォームしかありませんので、故障していなくてもリフォームを検討するポイントと覚えておきましょう。

汚れがつきにくい製品を選ぼう

最近の水回り製品は、汚れが付着しにくいものがどんどん増えてきています。汚れをはじくコーティングが施されていたり、きめ細かい材質を使用することで付着を防いだりと工夫されているので、汚れてもサッと拭くだけの簡単お手入れで清潔な状態を保てます。また、溝やくぼみの少ない形状にすることで、汚れが溜まりにくくなっています。

以前の水回りが汚れやすく悩んでいた場合は、特に汚れにくく手入れが簡単ということに力を入れているメーカーの製品を選ぶといいでしょう。もちろん、汚れを付着したままにしないということはどんな製品を使おうが重要ですが、汚れにくい製品を選ぶことで掃除のストレスからは解放されるはずです。リフォームしてきれいになったら、新品の状態を少しでも長く保つためにもそれぞれの製品に適したお手入れを心がけましょう。

まとめ

水回りが汚れていると、悪臭や不具合の原因にもなりますし気分もなんとなく下がってしまいますよね。掃除しても改善されない汚れは、リフォームのサインかもしれません。耐用年数をチェックしリフォームを検討することをおすすめします。汚れたら早めに取り除き、換気を心がけることで清潔で快適な状態を守りましょう。

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