• TOP
  • >
  • 新着情報
  • >
  • お風呂を増築するリフォームって大変?気になる費用や注意点とは

お風呂リフォーム情報

お風呂を増築するリフォームって大変?気になる費用や注意点とは

せっかくお風呂をリフォームするならもっと広くしたい、二世帯住宅として使うためにお風呂をもう一つ増やしたいなどといった希望を叶えるのが増築リフォームです。ただ、お風呂の入れ替えという一般的な方法に比べて工期や費用は基本的に膨らみます。今回は、お風呂を増築するリフォームに関して、費用の相場や注意点などを中心に解説していきます。

増築によるお風呂のリフォームには2パターンある

増築と一言でいっても、その内容は様々です。お風呂の数はそのままで面積を広げるためのリフォーム、あるいはお風呂の数を増やすリフォーム。さらに、家自体の床面積を広げるかどうかという点も重要です。ここでは、家の床面積は変えずにお風呂を増設・増築するパターンと、家の床面積を増築して広げることでお風呂の数や面積を広げるパターンの二通りで考えていきましょう。

ちなみに、お風呂を増築するとなると、水回りを移動させる場合と同様に複雑な配管工事が必要となります。最も簡単なのは、既存のお風呂を位置を変えず拡張するという方法です。お風呂の数を増やすために増築する方法と、家の床面積を広げお風呂を増築する方法を具体的に見てきましょう。

床面積は変えずに家の中にお風呂を2つ作る方法

まずは家の中にお風呂を2つ作る場合ですが、既存のお風呂はそのままで別の場所に新たにお風呂を増築するというリフォームになります。主な目的としては、二世帯住宅にするためや介護のためなどが挙げられます。

例えば2階部分にお風呂を増築する、介護するための部屋の押し入れにお風呂を増築するといったリフォームがあります。いずれも元々お風呂ではなかった場所を利用して増築することになりますので、単純にユニットバスを入れて設置すればいいというわけにはいきません。防水のための基礎工事や、配管の延長などが必要となってきます。階が違う場合も水回りは同じ位置に設置することで配管が比較的スムーズになりますので、間取りの工夫が欠かせません。

増築により床面積を広げてお風呂を広げる・増やす方法

床面積を変えずに家の決まった広さで調整してお風呂を増築する場合は自由が利きますが、家の床面積を広げるとなるとさらに複雑になってきます。まず、家自体の一部を解体して増築することになりますので、解体撤去作業が必要ですし、増築するためには基礎工事も行う必要があります。

お風呂を作るという以前に家自体を作り変えなければならないため、かなり大掛かりなリフォームになるのです。そのため、庭が広い場合は、離れを作ってお風呂を増築するという選択を取る人もいます。一般的な住宅ではあまり床面積を広げてお風呂を増築するということは考えられないでしょう。どうしてもお風呂の増築が必要だけど、室内にはお風呂を作るスペースの余裕がないという場合に、選択肢の一つとして検討してみるのはいいかもしれません。

床面積を広げる増築には申請と許可が必要

床面積を広げてお風呂を増築するとなると、自分だけの判断で自由にリフォームというわけにはいかなくなります。戸建て住宅には建ぺい率というものがあり、床面積を広げるリフォームを行った場合、これをオーバーしてしまう可能性があるのです。そうなると法律違反となり、最悪の場合せっかくリフォームしても取り壊さなければならなくなってしまいます。

そのような事態を防ぐためにも、床面積を広げてお風呂を増築する場合は事前に申請し許可を得る必要があります。ただリフォームを行えばいいというわけではないのですね。このような手続きも入ってくるため、本当にやむを得ない場合を除いては家全体の床面積に影響するようなリフォームに関しては慎重に検討することをおすすめします。

お風呂増築は大掛かりなリフォームとなる

いずれにしても、お風呂を含め水回りの増築は配管工事が必要な分、大掛かりなリフォームとなることは避けられません。ただユニットバスを入れ替えるだけのリフォームに比べて、工事費も当然かさみますし工期も延びます。だからといって、安くて早く工事してくれるというだけで業者選びをすると、後々不具合が起こる可能性があるため注意が必要です。

特に配管工事や防水工事で施工不良が起こると大変なことになってしまいますので、業者選びは慎重に行う必要がありますね。このような難しい工事を依頼するなら、水回りリフォームの実績が豊富な業者を厳選しましょう。

費用の相場と工期の目安をチェック

お風呂を増築するリフォームにはどのくらい費用がかかるのか、また工期もどのくらいなのか気になりますよね。そこで、実際にお風呂の増築リフォームを行った事例から、相場をチェックしてみましょう。室内の空きスペースを利用してお風呂を新しく設けるという場合の費用は一般的に約200万円。工期は約30日です。元々あるお風呂の面積を、室内のスペースを利用して拡張した場合、約170万円、工期は10日でした。

いずれも、費用や工期を抑えるためには配管をつなぎやすい間取りで浴室を増築することが望ましいです。また、ユニットバスのグレードやオプションによってもかなり費用が変わってきますので、予算に合わせて無理のない製品を選ぶ必要があるでしょう。

増築すべきかどうか慎重に検討しよう

このように、お風呂の増築は工事自体も難しく、費用もかかりますしリフォーム期間も長引くのが一般的ですので、判断は慎重にする必要があります。そもそも増築が本当に必要なのかということ自体、よく考えた方がいいでしょう。増築を検討していたけれど、結局既存の浴室でユニットバスを入れ替えることによって広々としたお風呂に変わったというケースもあります。また、お風呂を拡張するよりも空きスペースに新たに増築した方が意外と安上がりだったというケースも。

お風呂を広げたい、増やしたいという希望を持っている場合も、なぜ増築が必要なのかということを今一度考え、その上でどの方法でリフォームするべきか検討することをおすすめします。

お風呂の増築に迷ったらリフォーム会社に相談を

お風呂を増築したいけど、どの方法でリフォームすればいいのか、またどこにお風呂を作ればいいのか、作ることができるのか自分では判断できないという方も多いのではないでしょうか。その場合は、リフォーム会社に相談してみましょう。増築が可能なのかということをはじめ、無理のない方法を提案してもらえるはずです。そのうえで、見積りも取れれば計画しやすくなりますね。悩んだらプロのアドバイスを頼りにすることで選択肢が増えるかもしれません。

増築しなくても済むケースに該当するかもしれませんし、増築する場合も確実で安心な方法でリフォームできるでしょう。早く着工できてもリフォームには時間がかかります。実際にお風呂を使えるようになるまで待たなければならなくなります。まずは相談だけでも、早め早めに行動することが大切です。

まとめ

お風呂の増築といっても実際どのように行うのか、新たにお風呂を作れるようなスペースをどう確保するのかなど、なかなかイメージが湧かないものです。増築は、元々お風呂を設置する場所ではなかった部分をお風呂にするというリフォームですから、複雑で難しい工事となるのは当然なのです。業者選びも含め、お風呂の増築は慎重に検討・判断することで満足できるリフォームにつなげましょう。

WEBからのお問い合わせは
24時間
受付中!