リフォームをしたいけど工期はどれぐらいかかるのか気になりますよね。
時間が掛かるイメージのリフォームですが、リフォーム内容によっては半日~1日で終わることも!
今回は意外と知られていないリフォームの工事期間の目安を、場所や工事内容ごとに紹介していきます。
リフォーム工期とは
リフォーム工期とは、リフォームの流れの中で「実際に工事の行われる期間」のことを言います。
リフォーム全体(問い合わせ~工事完了まで)の期間としては、
「現地の下見調査」や「見積もり作成」、「商品の発注、取り寄せ」など様々な工程がありますので、
ここで紹介するリフォーム工期+数週間~2、3ヶ月ほどかかると見込んでおきましょう。
リフォームの内容にもよりますが、リフォーム全体の期間としては2ヶ月ほどが目安です。
年末年始や、新生活需要の高い3~5月など、職人が多忙になる時期、
商品の発注に時間がかかる場合など、タイミングによってもリフォームにかかる時間は変わってきます。
リフォームを完了したい時期が決まっている場合には、早め早めに問い合わせるようにしましょう。
①【内装】
壁紙クロス張り替え | 1~2日 |
フローリング張り替え | ~3日ほど |
【壁紙クロス張り替え】
一般的な居室・リビング・キッチン・トイレを問わず1部屋なら工事は1日で終了します。
作業は職人1人で行う場合が多く、内容は古いクロスを剝がし下地の凹みや隙間を補修した上で、糊付けしたクロスを張るというもの。
張り替えは自分でもできなくはありませんが、壁紙と壁面の間に空気が入ると後々剝がれや浮きの原因になってしまうので、やはり職人さんに任せるのが安心だといえるでしょう。
【床の張り替え】
床の張り替えは、現在の床材や部屋の広さなどによって工期の長さが変わってきます。
フローリングの張り替えの場合、新規なら玄関~廊下周りでは1日半~2日、約6畳の居室で2~3日、洗面所で1日だといわれています。
既存のフローリングの上に新しいフローリングを重ねる重ね張りでは玄関~廊下周りで半日~1日、約6畳の居室で1~2日、洗面所で半日程度が目安です。
②【水回り】
キッチンの交換 | 2日~10日前後 |
システムバスの交換 | 3~5日ほど |
トイレの交換 | ~1日 |
洗面台の交換 | ~1日 |
給湯器の交換 | 数時間~半日ほど |
【キッチン交換】
キッチンは家の中では比較的リフォームに時間がかかる場所です。
もちろん内容によって工期の長さは変わりますが、キッチンの位置やレイアウトを変えずに本体などを取り替えるだけの場合は6~10日前後が目安です。
間取りの変更などを伴う場合は、2週間~1カ月ほどかかることもあります。
【システムバスの交換】
システムバス(あらかじめ工場で作られた天井、壁、浴槽などの部品を現場で組み立てる施工方式のお風呂)間の交換の場合、工事期間は3~5日程度が主流で
【トイレの交換】
トイレのリフォームは、便器や便座の取り替えだけであれば1日で済むことがほとんどです。
和式から洋式への変更、床や壁などの内装を含む工事の場合でも3日前後で終わることが多いようです。
【洗面台の交換】
洗面台は水回り関係の中でも比較的短期間でリフォームできる場所です。サイズ変更などがなく、洗面台の交換だけであれば1日で工事が終わることがほとんどです。
サイズ変更などでクロスや床も一緒にリフォームする場合でも、おおよそ2~3日ほどの工事で終わることが多いようです。
【給湯器の交換】
給湯器の交換は設置場所にもよりますが、数時間~半日と比較的短い時間で工事が可能です。
③その他
【窓のリフォーム】
ガラスの交換や内窓の設置など、窓のリフォームは基本的にはとてもスピーディーです。
ほとんどの場合、窓1枚あたり30分~1時間ほどで工事が完成します。
【外壁塗装】
外壁の塗装工事は下塗りや仕上げなど細かな作業が必要になるので、工事期間は通常10~14日が目安です。
天候や外壁の劣化状態によっては多少長くなる可能もあります。
リフォームでよくある質問
Q.トイレのリフォーム中はどうすればいい?
A.リフォーム中は、基本的にその場所を使うことはできません。
一般の居室やキッチンでは少しの不便を我慢するだけで済みますが、生活に欠かせないトイレとお風呂についてはしっかりと対策を立てておく必要があります。
トイレの場合、1日だけなら近くのコンビニエンスストアや公共施設、親戚や友達の家などのトイレを借りるのが最も簡単で経済的な方法です。
ただ、工期が2、3日になり朝や夜の時間帯まで含んでくると、やはり仮設トイレを借りて設置するのがおすすめ。ファミリー用などもあるので、リフォーム会社に相談してみると良いでしょう。
Q.お風呂のリフォーム中はどうすればいい?
A.お風呂の場合は、仮設用のお風呂はないので外へ行くことになります。
フィットネスクラブやインターネットカフェなどのバス・シャワーを利用することもできますが、近くに銭湯がある方は銭湯に行ってみるのも一つの手です。