お風呂のリフォームを行う際に、どのメーカーのお風呂を選ぶか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。特に、仕上がりもきれいで使い勝手の良いユニットバスは様々なメーカーが製造しておりリフォームでもよく選ばれていますね。ここでは、TOTOのユニットバスについて詳しくご紹介していきます。TOTOのお風呂にはどのような魅力があるのか、シリーズも含めて見ていきましょう。
TOTOのユニットバスは保温性抜群
TOTOのお風呂には様々な魅力的な特徴がありますが、まず注目すべきは浴槽の保温性の良さです。TOTOの浴槽は、「魔法びん浴槽」と名付けられているだけあって、お湯が冷めにくく工夫されています。浴槽断熱材が保温効果を高め、FRPもしくは人工大理石で作られた質の良い浴槽で冷めにくく温かいお風呂を保つことができます。4時間経過しても、温度低下はなんとたったの2.5℃以下なので、家族で入浴する時間がバラバラでも追い炊きを繰り返す必要がありません。
「ラクかるふろふた」も断熱材を使用されていますので、お湯の保温に役立っています。従来の風呂蓋の半分ほどの軽さというのも魅力的ですね。また、TOTOのお風呂のアピールポイントでもある「ほッカラリ床」で、冬場でも足がひんやりしないという点も温かさを感じやすい理由です。
TOTOのユニットバスは掃除がラクラク
先ほどご紹介した「ほッカラリ床」は、冷えにくく快適というだけではなく、掃除がしやすいという特徴も持ち合わせています。床表面に親水層の特殊加工がされているため、皮脂汚れが床にこびりつきにくいのです。ブラシでさっとこするだけで、キレイな状態をキープでき、水はけも良いので換気をしっかりとしていれば翌日にはカラリと乾いてカビ知らず。
また、排水口まわりも凹凸の少ないシンプルな形状となっており、掃除がしやすくなっています。髪の毛ゴミもまとまりやすい工夫がされているので、捨てるのも簡単です。さらに、鏡の水垢汚れは落ちにくく苦労しますが、TOTOのお風呂の鏡はコーティングがされているので水垢汚れもつきにくく、簡単なお手入れでいつでもピカピカです。
戸建て住宅向けシリーズ「サザナ」
これまでご紹介してきたTOTOのお風呂のメリットを網羅している大人気シリーズが「サザナ」です。TOTOのユニットバスにリフォームする人の多くが、この「サザナ」を選んでいます。「サザナ」にはスタンダードなHSシリーズと、より高級感があり高機能なプレミアムHGシリーズがあります。壁カラーは44色から選べ、自分好みのお風呂を作ることができますよ。
さらに床の色や浴槽の色、浴槽の形状なども数種類から選ぶことができます。照明の色やシャワーヘッドなどの細かいパーツまで、組み合わせのバリエーションが豊富なのも魅力。お風呂が快適な空間になるよう工夫されているのはもちろん、掃除のしやすさがなんと言っても「サザナ」シリーズの大きな魅力です。
戸建て住宅向けシリーズ「シンラ」
続いてご紹介するのが「シンラ」シリーズです。こちらは2018年8月にリニューアルされたシリーズで、TOTOの基本的な機能は押さえつつさらに快適な入浴タイムを過ごせるよう工夫されています。まず標準装備である「ファーストクラス浴槽」が大きな特徴です。人間工学に基づき、浴槽の形状が人の身体を支える面が多くなるように作られています。身体にかかる力を分散させられるため、よりリラックスして入浴できるようになりました。
また、「肩楽湯＋腰楽湯」や「調光調色システム」により、快適で心地のよい空間作りをしたり身体の疲れをほぐすこともできます。心地よい水の刺激を楽しめるオーバーヘッドシャワーも特徴的ですね。
マンション向けシリーズ
TOTOの戸建て住宅用のユニットバスは「サザナ」「シンラ」となりますが、マンション向けシリーズとしてはまた別のラインアップとなります。こちらは、マンションリモデル向けの「シンラ」を始め、「WHシリーズ」「ひろがるWGほッカラリ床シリーズ」「ひろがるWTシリーズ」「もっとひろがるWBシリーズ」といったバリエーションとなっています。
「WHシリーズ」はシンプルで基本的な機能のユニットバスで、ほッカラリ床ではなくカラリ床の他、魔法びん浴槽も標準装備ではありません。他のシリーズは魔法びん浴槽が標準装備で、マンションのコンパクトな空間ながら、ゆったりした浴室になるよう工夫されているのが特徴です。
まとめ
TOTOのユニットバスの魅力やシリーズのご説明をしてきました。毎日使うお風呂なので、快適に温かく入浴できることはもちろん、掃除がしやすく清潔感をキープできるのも大きな魅力ではないでしょうか。シリーズは今後も変化していく可能性があります。リフォームを行う際には、ショールームでその時販売されているユニットバスの実物を見て触れて検討することをおすすめします。
